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最初の冬 結露はどうだったか

  • mta-si
  • 2023年4月20日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年5月1日

外部建具に内窓を付けて二重の建具にして、断熱性能を高め省エネと

冬場の結露防止を狙ったが、どうなったか?2023年1月25日は、寒波

が来襲しこのシーズン一番の寒さとなることが予測されました。そこ

で、朝から各室の建具の結露状況を確認しました。


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外気温度:-1.4 外気湿度:57%



居間

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室内温度:20.1℃ 室内湿度:44%


窓(a)バルコニー(南西)側  
   外窓(アルミサッシ(単板ガラス))+内窓(木製框戸(複層ガラス))
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外窓、内窓共に結露は見られない。



窓(b)バルコニー(北西)側

 外窓(アルミサッシ(単板ガラス))+内窓(木製框戸(複層ガラス))

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外窓は、微細な結露で曇っていた。内窓は、結露は見られない。


台所  


外窓(アルミサッシ(単板ガラス))+内窓(木製框戸(複層ガラス))

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外窓は、ガラス及びアルミ枠にしっかり結露が見られた。内窓は結露は見られなかった。




寝室 

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室内温度:12.5℃室内湿度:88%


外窓(アルミサッシ(単板ガラス))+内窓(樹脂製サッシ(複層ガラス))

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外窓は、うっすらと結露がみられ、所々結露水の垂れが見られた。 内窓は、ほとんど結露は見られなかったが、左側のサッシ下隅に結露が見られた。



書斎

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室内温度:17.2℃ 室内湿度:61%


窓(a)、窓(b)共:外窓(アルミサッシ(単板ガラス))+内窓(樹脂製サッシ(複層ガラス))



窓(a)

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外窓には、うっすらと結露がみられ、結露水の垂れが見られた。

内窓は、結露は見られなかった。



窓(b)

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外窓には、うっすらと結露がみられ、結露水の垂れが見られた。

内窓は、結露は見られなかった。



玄関 


 室内温度:17.2℃ 室内湿度:61%


外窓(鋼製建具)+内窓(木製建具(ポリカボネード))

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内窓の木製建具は、夜 閉めていたのだが、朝建具を開けると、ドア表面や建具金物に

若干の結露が見られた。



浴室


 室内温度:17.2℃ 室内湿度:61%

外窓(アルミサッシ(単板ガラス))のみ

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外窓には、ガラスやサッシ枠にびっしりと結露が見られ、上枠についた結露水が水滴となって落ちていた。

従前の記録写真はないが、従前は全てのサッシがほぼこの状態。



まとめ


当初、結露対策として考えたのは、開口部の建具の断熱性能を上げること。それぞれの建具の内側に複層ガラス入りの内窓を付ける事にし、おおよその効果は、「セントラル硝子の複層ガラスのカタログ」で把握していた。(実際は、外窓+内窓となり、そのものずばりのデータではないが)


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                                セントラル硝子 複層ガラスカタログより

各室の結露状況比較表

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外窓のサッシについては、外気温が-1.4℃と下がっていたため、程度の差はあれ全てのサッシで結露が発生した。ただ、内窓のない浴室のサッシ(これが従前の全てのサッシの状況)のびっしりとした結露の状況に比べれば遙かに穏やかであった。

内窓のサッシについては、寝室のみにわずかな結露が見られたが、これは寝室の湿度が88%と他の部屋に比べ20%以上高かったからと考えられる。 「セントラル硝子 複層ガラスカタログより」表2を手がかりに考えると、今回採用した内窓のガラスは複層ガラス12ミリである。その場合の結露の発生する外気温を見ると、室内湿度が70%の場合で外気温7℃からとなっており、外気温-1.4℃でこの程度の結露の状況であれば結露対策としては充分満足できる結果であった。

寝室の湿度が88%と異常に高かったのは、二人の就寝時の呼吸のためと考えられる。今後の生活では、結露対策・カビ対策として、起床後に換気を行る事が大切とる事が大切と考えた。

 
 
 

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