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家具について(1)

  • mta-si
  • 2024年11月12日
  • 読了時間: 3分

家具には、A内装工事に合わせて大工さんに造り付けてもらう家具と、B出来上がったものを購入する家具があります。まず、Aの造り付け家具について書いてみます。


A 造り付け家具

今回、収納を目的とした家具のほとんどを、造り付け家具として大工さんに造ってもらいました。


書斎の二人の本棚

書斎の壁一面を使って妻と二人で使う本棚を作りました。



最初に棚板を固定式にするか可動式にするか、考えどころです。固定式にすれば、整然とした飾り棚に出来ますが、収納する本によって無駄なスペースが出来ます。限られたスペースを有効に使うためには、可動式にしておくのが無難です。可動式とする場合、単独のダボか、ダボ穴が連続した棚柱(金属製)を使うかの選択も必要です。ここでは、高さが自由に変えられる棚柱を選びました。現在、私は、当初の棚板の位置を変えて使っていますが、妻は完成時の棚板のまま使っています。

ちなみに、材料はラワンベニヤを使ってみましたが、荒っぽくて素朴な感じがよろしいかと思います。


キッチンキャビネット

キッチンキャビネットは、既製品が多くのメーカーから販売されていますが、扉を無垢の木で仕上げたいと思い、造作家具として造ることにしました。

設計は、主に使用する奥様の意向を尊重すべく以前の収納法と容量に習うことにしました。我が家では、引き出し式が多いと思います、丼や皿類の食器も平置きして引き出しに収めています。上から見てさっと取り出せるし収納の時も動作が少なくてすみます。

その引き出しを滑らせるスライドレールは、既製品を使いますが優れた機能がいろいろあります。今回、閉めるときの最後を自動的に閉めてくれるセルフクローズ機能付きのものにしました。ドイツの家具金物メーカー「HAFELE」のカタログを見ていると様々な金物があり楽しくなってきます。

           (HAFELEのカタログより)


その他に、中のものをわずかに透かして見せるアクリルガラスを選択したり、タオルも掛けられる引き手を探したり。ワクワクする選択がいっぱいです。

ちなみに、木の扉はホワイトオークを使いました。食洗機は再使用したのでその部分だけは木製になっていません。


居間のソファー

居間のソファーコーナーは、今回の家造りで作りたかった一番のものです。いい季節に風が通り抜ける家です。それを最も味わえるのがこのコーナーです。

ソファーの背面の壁は、杉の無垢材(50✕40)の縦格子を組み、無双窓(830✕1000)を2箇所設けて風を通す仕掛けです。


ソファーは、来客用の簡易ベッドとして使うことを考え寸法を決め、ソファーの下に引出し収納を設けて毛布や枕を収納します。

また、ソファーの両脇に収納ボックスを設け、天板を上開きとして座卓での宴会用のフロアクッション(厚16cm)を収納します。

写真に天板の金具が写っていますが、どんな用途の金具でも、探せばどこかのメーカーが作っているようです。


こうして造り付け家具を多くしましたから、工事中の仮住まいから引っ越してくる際には、たくさんの家具を断捨離することになりました。

 
 
 

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