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はじめに
マンションの改修を思い立ったのは2019年、定年を迎えた私が抱いていた無垢の木を使った住まいに対する憧れを実現しようと※MOKスクールで学んでいる時でした。20年間住んできたマンションを無垢の木や自然素材を活かして改修し、妻と二人の終の棲家にしようと決心をしました。
最初に、住んできたマンションの「直したいこと」、新しい家で「やりたいこと」を整理しました。それから、知識のなかった木材や自然素材について、一つ一つ具体的に調べるなどして1年ほどかけて、図面を書き上げました。
工事は、手仕事で木の家を造ることで定評のある羽根建築工房にお願いし、2022年4月に工事着手し、4ヶ月の工事を歴て9月に完成しました。
この改修工事の動機とそれを図面にするための思考、そして、完成した住まいの姿をこのHPで公開します。住んでみての実証報告は、随時ブログに追加発表したいと考えています。
無垢の木や自然素材を活かしてマンションを改修をできたらと考えている人たちが、自分の肌に合う住まいを手に入れ、豊かな生活をおくる一助となればと願っています。
※MOKスクール大阪:木造住宅に携わる、設計者、施工者、製材業者などを対象として、上質な木の住まいを造るための講義を様々な視点から毎年行っている。


動機1(直したいこと)
改修の動機は、大きく二つに分類できます。
一つは、「直したいこと」もう一つは、「やりたいこと」
「直したいこと」は、耐用年数を超えてしまって交換しなければならない諸設備や、20年間の生活を通して気づいた住宅と生活がフィットしていない事項。

動機2(やりたいこと)
改修の動機のもう一つは、「やりたいこと」
「やりたいこと」は、無垢の木や自然材料の良さを活かした住まいにしたいとか、風の通る家にしたいなど、憧れを実際に手に入れる事項。

改修に当たって考えたこと
改修の動機を現実のものとするため、関連する情報を調べたり、いろいろなアイデアを考え出した。
その結論とポイントとなった思考を記録します。
「直したいこと」の結論は、比較的まっすぐにたどり着けましたが「やりたいこと」の結論は、迷いながらの決断になりました。
完成写真
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